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2016/02/05 (Fri) 22:55
三河安嬢2 ~エロエロ大妖怪・濱田事業部長襲来~(9)

濱田事業部長が営業所に到着したのは、
当初予定から30分遅れの4:30である。
渡辺中部地区統括営業部長及び谷村総務課長を伴っての錚々たる布陣であった。
営業を全員外回りに出してしまっているため、
北浜と鈴木さんと2人だけでの出迎えとなったワケだが、濱田は所長である北浜には「ご苦労」と一瞥くれただけで、あとはひたすら鈴木さんに話しかけるのだ。
「お、君が鈴木君か~、なかなか、いやかなりのべっぴんさんやな。なんだよ噂以上じゃないか、俺も名古屋に来てからは、流石日本3大ブスの産地でどうなることやらと思ったが、なんだ、いるところにはいるんだな。
渡辺も人が悪いからよお、ここに最初に連れてくりゃあいいものを、こないだも豊橋がいい豊橋がいいって、行ってみりゃあ全然大したことねえ、なあ渡辺!」
「え、そうですか?いや私あの子好きなんだけどなあ・・」
お前の女の好みなんか誰も聞いてねえよバカ!
渡辺統括営業部長というのは中部地区に3人いる営業部長のトップであり、営業部門のボスともいえる存在である。北浜が普段ビビりまくっているのは、本来はこの渡辺の方なのであるが、その天下の統括営業部長がまるでバカ呼ばわりであった。まさに事業部長恐るべし。
ただ、鈴木さんとしては、とりあえず美人と褒められて悪い気はしなかった。
「あ、もう私なんか、そんな全然大したアレじゃないです。事業部長の方こそ関西の出身とうかがっていますが、あまり関西弁が出ないというか、言葉がスマートでいらっしゃいますよね」
濱田の口元が微妙に緩んだ、
「お、分かる?」

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