「ウ・・ン・・・」
この土壇場に来て、亜希子は自分の体の異変に気付き、ようやく目を覚ました。
そして我が身の惨状に目を疑う。
オッパイは丸出し、しかも乳首からは母乳が滴っている。スカートは捲り上がりパンツ1枚残してあとは全部剥きだし。そして信じられないことに体には妖怪がへばり付き、黒光りチンチンが下半身に押し付けられ、乳首にはイジリーばりの超高速ペロペロが迫っているではないか。
(嫌ぁっ!!)
亜希子は悲鳴を上げようとしたが、なんと濱田が唇で口を塞いで来た。
(ん・・ぐ・・)
「鈴木君いかんがな、今からお乳吸うとこやのに。いい子にしとらなアカンで~」
彼女はようやく意識が戻ったとはいえ、朦朧とした状態には変わりはない。
事態は何一つ好転していないのだ。
更に悪い事に、濱田はパンツの股間部分を指で捲ろうとしている。亜希子の意識が戻ったことに焦りを感じたのか、今すぐにでも挿入してしまうつもりでいるのだ。
亜希子は抵抗を試みたが、体が言うことを聞かない!
「私・・オワタ」
亜希子がいよいよ観念したその時だった。
突然、彼女の頭の中に聞き覚えのある声が響き渡った!
“亜希子、妖怪ウォッチを使うのだ”