放痴廃墟

田中の巨大スライムの興奮も冷めやらぬまま、３年Ａ組NO.3とNO.4の同時登場に再び沸き立つ会場。

高橋「委員長のツインテきゃわいいい～～～、てゆうか手に持ってるのアレ何？赤本？」
福山「ああ、あれ考えたの俺。アルケミストの武器に学術書ってのがあるんだよ。赤本だと受験生あるあるでウケるかな、と思って」
高橋「ウケる、てゆうかそういうプレイにしか見えない・・・しかし、谷間がたまらん。横山ってシラフだと絶対ああいう恰好しないキャラだろ、福山、俺今ここで抜いていいか？」
福山「止めとけｗｗ、しかしいいよな横山、オレ個人的には今回の学祭の一番の目的は、あいつの成長した噂のＥカップの確認だから、もうこの段階でかなりの満足」
高橋「委員長の谷間に持っていかれてるが、川上のアビガンもこうして見ると全然違和感無いね。あいつもホント、乳以外はスタイル最高なんだけどな」
福山「脚めちゃくちゃ長いよな。貧乳教徒どもは昨年からの悲願達成で感無量だろ」

川上「このまま二人でダンジョン内を探索しても、他のメンバーに再開できるという保証はない。そもそも同じフロア内に飛ばされているという確証すらないのだ。私としては全滅を避けるため、一旦ダンジョン外への撤収を提案したい」

横山「あなたそれって合理的と言えば聞こえはいいけど、ちょっと薄情過ぎるわよね。この手のトラップは同じフロアへの転送がセオリー、それに最低でも勇者と合流しないと寺院での殉職者の復活も困難というのは知ってるでしょ」